生活リズム 心の病
~ミニ連載~
七、生活リズム 心の病
メルマガ・メンタルヘルスネットワーク
<第38号>
みなさん、こんにちは。
今号は、生活リズムについて考えていきたいと思います。
入院中も、在宅でも最も大事なのが規則正しい生活リズム。
夜の決まった時間に薬を飲み早く寝て、朝気持ちよく起きることに意識を集中させます。
ただ、朝起きる前に奈落の底に突き落とされたかのように、精神的・体力的に落ち込んだまま朝を迎えることもあるかと思います。
朝起きるのがしんどいことの方が多いかもしれません。
だからこそ夜は早めに寝て、しっかり睡眠時間を取り、もうこれ以上寝続ける理由がない、起きるしかないぐらいに
リズムをもっていく努力が欠かせません。
また、夜に調子がよくなってきたからといって遅くまで起きているのは感心しません。昼夜逆転は天敵です。
生活リズムは働き続ける上でも基本中の基本です。生活リズムを整えることに全力を注ぎましょう。
ところで、精神疾患を抱える人が朝早く起きて活動するのは、一見健康によさそうに思えますが、
頑張りすぎのもとになったり、早朝覚醒などとからまって、調子を悪化させる原因になりかねません。
早朝に目覚めても、六時半や七時など自分が起きると決めた時間になるまではゴロゴロ過ごすのがよいそうです。
(著者体験より)
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代表・精神保健福祉士・和泉