当事者PSWの意義を考察
当事者がPSWを取る意義について
(書き散らし)
今まで種々機会を頂き、いろいろな場所で、様々な人達と“語り”をしている中で、やはり、“当事者”であるからこそ、できることもありますし説得力もあることを再認識しています。
当事者PSW(ピアサポーター)として動く場合も、“専門家”としてよりもいろいろ知識と経験もある“当事者”のスタンスの方が、自然だと感じます。
精神保健福祉士を取得する過程において、身についた知識・経験は、自分の病気を知る上でもとても参考になります。ただ、統合失調症にかかった人がうつ病の人の気持ちがわかるのか、躁鬱病の人が摂食障害の人の気持ちがわかるのか、自身の経験を他者にまで応用できるかは、試行錯誤があるのではないかと思います。
人間関係が苦手というストレス脆弱性を抱えた精神疾患の当事者が、精神系の仕事をするのは、正直危うさもありますが、その脆弱性を補うものがあれば、それまでの経験が活かされるという強みももっています。
ただ、その脆弱性を補うものは何か・・・それは今後の研究課題です。