心の病について
心の病は、結論をつきつめると身口意の“業”が原因です。
食べ物が根本というよりも、偏った知識と判断の結果、偏った食事・偏った生活を気づかずにしていたこと。
つまり生活歴と食事歴、“業”(行い・言葉・本心)の積み重ねに原因があります。
しかし、それ以上に、生育歴による原因も大きいです。
一概にはいえませんが、特に父親がどのように関わっていたかがポイントになると実感します。
できれば直接お話を聞かせて頂ければ、丁寧に話ができるのですが、幼少期に父性が感じられてないと、伸びる人も伸びないように思います。
偏った父性は、偏った教育となり、偏った母性は偏った判断を子供に与え、結果、負の連鎖が続きます。
その宿業を転換するために、人生の師匠が存在します。
しかし、心の病となる人のなかには、“願って”その“業”を背負う人もいるんです。驚きです。
仏法には『願兼於業』とあり、つくりたくもない罪をあえて作り、一緒に悩みによりそい、菩薩行を行う人がいると仏典に書いてあります。
尊いことです。
結論ですが、心の病とは、種々の生命の“業”であり、それを根本的に解決しようとすれば、宗教・仏教・生命哲学からは避けてとおれないものになるのです。
タブーかもしれない部分ですが、こういったお話しもブログに少しずつUPしていきたいです。