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こころの就労・生活相談室~元当事者PSWのブログ~

精神保健福祉士(PSW)を取得、統合失調症を抱えながら転職を繰り返し当事者として障害者雇用で働いた経験のある著者のつれづれ日記です。

ピアスタッフとして働く前に

精神障がいピアサポーター

第1章1 なぜ今ピアサポートなのか?

第3章  ピアサポーターの実際~語りから見えるその姿~

第5章  ピアサポーターの雇用とスーパービジョン

第7章  ピアサポーターのこれから

と、これからピアサポーターになりたいと思っている人には必ず読んで頂きたい内容となっています。レビューは2件ほどですが、いづれも☆5ですね。


☆購入者Aさん☆

日本初の「精神障がいピアサポーター」というタイトルの本。

著書はピアサポーターを研究テーマとされている聖学院大学の相川章子先生。

いままで3年間、僕は愛知県半田市ピアサポーターをしているけど、教科書がなかった。

いままで頭の中で自分でまとめられなかったことがスルスルと結びつけられていく。

職場で最初のピアサポーターになった僕。1人で悩んでたことが実はみんな共通だったこと。

アメリカの実践を紹介しているが、それは先生曰く「同じ人間なんだから、日本でもできるはず」というピアサポーターの将来に期待できる内容。

僕にとってピッタリの本。

☆購入者Bさん☆

聖学院大学の相川章子先生が、新たなポジションとして「ピアサポーター」の必要性について述べています。

引用・参考文献が豊富で、学術的な裏付けのある情報がたくさんあります。

ピアサポーターとはどんな存在か、始まりから現在までの経緯が日米の枠を超えて説明されています。

この本はピアサポートに関わる人には大変参考になると思います。

埼玉県のピアサポーターの先駆けである、埼葛北障がい者地域活動支援センターふれんだむの飯山氏のお話し。

コラムに登場した、川口市精神障害者の会よつばの西村氏と、川越精神障害者当事者会の市川氏のお話し。

他にも登場されるピアサポーターの方々の希望や葛藤が赤裸々に書かれていて、大変面白いです。


実際、ピアサポーターとして悩み、ピンチになったとき、どうだったのかの実例は大変参考になります。